Q&A
公開日:2022/12/08 最終更新日:2024/04/07
宮島ロープウエーと弥山は4時間あれば、ボリューム満点で楽しめます。
山頂まで行けませんが、次の内容が十分に満喫できるんです!
\4時間で楽しめるコト/
✅ゴンドラから見下ろす、瀬戸内海や弥山原始林
✅山頂ちかくからの「絶景」や澄みわたった「空気感」
✅弥山本堂や霊火堂で、“消えずの火”や仏像などの鑑賞
上記のことをどんな感じで楽しめるのか、臨場感をもってイメージできるよう写真や動画を交えて記事にまとめました。
読み終えた後には、実際に行ったときの様子・感覚がわかるようになります!
※「4時間も取れない!」という人は、次の2時間で楽しむ方法の記事をご覧ください。
では、以下より4時間程度で楽しむ方法を解説していきます!
まずは、次のinstagramよりサクッとロープウエーの基本を知ってください。
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現在の宮島ロープウエーの営業時間は次のとおりです(2023.5.10現在)。
最新情報は、宮島ロープウエー公式サイトでご確認ください。
シーズン中(GWや紅葉時期の土日など)は事前予約が必要です。
予約が必要な日は宮島ロープウエー公式サイトでお早めのご確認・ご予約をお願いします。
宮島ロープウエーの料金は次のとおりです。
チケットはロープウエーのりばで直接お買い上げください。
4時間の内訳は、次のような流れです。
約4時間ですが、シーズンやタイミングでそれ以上にもそれ以下にもなり得ます。
行く途中の散策やロープウエーに乗っているときも、宮島らしい風景が楽しいです!
以下より、Step1~Step4に分けてご説明いたします。
フェリーで宮島に到着し、ロープウエーのりばまで行くには20~30分です。
もっともオススメのアクセス方法は、次の図のとおり。
紅葉谷公園の手前までは、いずれにしろ歩いていくことになります。
例外として、宮島桟橋からタクシーを使えばロープウエーのりばまで行けます。
宮島桟橋から嚴島神社の真裏まで歩くと、紅葉谷公園の手前にゲートがあります。
このゲートから先をそのまま進めば、無料バスのりばです!
無料バスに乗れば、ロープウエーのりば近くまで行けます(参考:宮島ロープウエー無料送迎バス時刻表)。
ただ、個人的には次のinstagramにあるように、うつくしい紅葉谷公園を散策しながら進むのがオススメです♪
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バスのりばを通りすぎて歩いて進むと見どころの1つである”もみじ橋”があります。
1本道ですし、看板もたくさんなので道に迷うことはまずありません。
園内には「あと何分くらいでロープウエーに着くか」がわかる看板が点在しています。
さわやかな緑に心癒されます。
散策はまるで森林浴をしているかのよう。
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公園に沿って流れる紅葉谷川のせせらぎも聞こえ、心癒されます。
ちなみに、紅葉シーズン(11月ごろ)はこんな感じです^^
そして、再び赤い橋(もみじ谷橋)が見えてきたら、もうちょっとです!
もみじ谷橋から少し歩くと階段があるので、この先がロープウエーですよ!
階段を上り切ると・・・
到着です!紅葉谷駅!
駅内でチケットを買ったらいざ乗車です!
ロープウエーに乗っている時間はまさに非日常の“空中散歩”です。
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平地から離れ、ぐんぐんと上がっていくのと同時に視界も開けていきます!
下を見ると瀬戸内海や廿日市市街が。
海に浮かぶ牡蠣いかだも見えます!!
「お昼に食べた牡蠣はあのいかだで育ったんだろうなぁ」
そんなふうに考えると楽しいですよ♪
上を見ると、青々とした木々が天に向かって続いています。
これが弥山原始林です。
しばらく上がると乗り換えがありますが、スタッフさんが誘導してくれるので心配は不要です。
ここからさらに上へ!
※ガラスにお客さんの背中が反射してます、申し訳ございません。
下に見える建物は農家さんです。
宮島にも少ないですが、農家があるんです!
海に浮かぶ島々の様子が美しい~~~!
“多島美”と呼ばれる瀬戸内海らしい風景です。
到着です!終着点の獅子岩駅!
獅子岩駅には無料ロッカー、売店や喫茶など便利スポットが点在。
駅内を出ると、目の前に階段があるので、そこを上ると獅子岩展望台です。
ちなみに、獅子岩駅から展望台の上までは、わずか徒歩1分くらいですよ!
ここまで(フェリーのりば~紅葉谷公園~獅子岩駅)が約1時間です。
※混み具合で時間は前後します。
ついに獅子岩展望台にやってきました!
標高433mからの眺めです!
宮島はまわりが海なので、視界を遮るものがありません。
北を向けば、遠くに連なる山々。
南をむけば、海と空に映える小さな島々。
東屋でゆっくりもできます♪
弥山展望台(頂上にアリ)でなくとも、この獅子岩展望台からの景色も十分きれいです。
獅子岩展望台から先、徒歩20分ほどで“弥山本堂”や“霊火堂”、“三鬼堂”といった仏教的なお堂のある広場へ着きます。
獅子岩駅を出てすぐのこの看板あたりから、分かれ道のない1本道なので迷わず進んでいけます。
なお、じっさいに登っているところの動画を撮影しました!
この道のりより、少しラクなところもあれば、キツイところもありますが、だいたいこんな感じとイメージしてください!
木々の間から、海や島が見えるのもまた魅力的です。
船の行き来する様子、かき筏、小さな島々などが見えます。
自然や風景を楽しみながら登っていただければと思います!
秋は葉が赤くなっているところも。
道中、休憩するベンチもあります。
階段の上に、小さな不動明王のお姿とお堂が見えれば、いよいよ到着です!
ようやく到着しました、弥山本堂。
▼弥山本堂とは?
本尊:虚空蔵菩薩(知恵と福徳を司る)
脇侍:不動明王・毘沙門天
きらびやかな装飾、曼荼羅、ほかにも仏像などがあり、見ごたえ十分。
ありがたいお堂です。
弥山本堂に入ると、仏像などがございます。
▼向かって左から“不動明王”、“虚空蔵菩薩”、“毘沙門天”です。
▼愛染明王
愛欲にまつわる煩悩を救って悟りの方向に導いてくださる仏
引用元:大聖院
宮島は空海(弘法大師)さんゆかりの地なので、弥山本堂には空海さんの像もあります。
空海さんは唐から修業に帰る途中、宮島にわたって修行されたと言われています。
お次は“霊火堂”へ行ってみましょう!
“弥山本堂”と“霊火堂”は目と鼻の先で、次のストリートビュー内の向かって左が弥山本堂、向かって右が霊火堂です。
“霊火堂”の外観はコチラ!
▼霊火堂とは?
本尊は不動明王。
空海(弘法大師)が修業の際に灯した火が1,200年以上の時を経てこのお堂で燃え続けている。
また、霊火堂の横には「御守札授与所」があります。
こちらでは、お守りや御朱印、水やジュースといったものが買えます。
霊火堂の扁額は、燃え続けている火の影響で真っ黒。「霊火不滅」と書かれています。
霊火堂では、空海さんが修業した約1200年も前に灯した炎がいまだに燃え続けており、“消えずの火”と呼ばれています。
中に入ると、消えずの火にくべられた大きな釜があります。
消えずの火で沸かされた水は万病に効くと言われています。
自由に飲めますのでぜひ!
なお、弥山のふもとにある大聖院のお坊さんが日々やすむことなく、火を守られています。
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本尊の不動明王さんです。
霊火堂をパワースポットと考える人もいらっしゃいます。
ぜひ訪れてみてください。
ロープウエーは4時間程度あれば、山頂までは行けませんが十分に楽しめます。
内容を振り返りますと、次の点が魅力です!
✅ゴンドラから見下ろす、瀬戸内海や弥山原始林
✅山頂ちかくからの「絶景」や澄みわたった「空気感」
✅弥山本堂や霊火堂で、“消えずの火”や仏像などの鑑賞
それでは、素敵な旅になることをお祈りしております!
この記事を書いた人