もみじ饅頭は宮島・広島を代表するおみやげのお菓子です。
宮島が発祥の地で、明治時代から令和の現代まで愛され続けています。
カステラ生地の中にあんこが入ったものが一般的ですが、現在ではチョコやクリームなど数100種類を超えるもみじ饅頭があります。
100年以上の歴史をもつもみじ饅頭は、歴史を追うごとにさまざまな種類の商品が開発されてきました。
中身はあんこ、チョコレート、チーズ、クリームなどさまざま。
調理法も、もみじ饅頭を揚げる、冷やす、くるむなどさまざまなアレンジがなされています。
中身と調理法で、無限の組み合わせがあるんです!
なお、カステラの作り方やあんこの炊き方などもお店によってちがうので、製法でも個性が生まれます。
じっさい、もみじ饅頭ファンにはそれぞれお気に入りのお店やお気に入りの商品があるものです。
もみじまんじゅうを発案した人物は、明治後期の和菓子職人 高津 常助とされています。
紅葉谷にある旅館 岩惣 の女将から「大切なお客様への手土産に、紅葉谷の名にふさわしい菓子が作れないか」と依頼され、「紅葉形焼饅頭(もみじかたやきまんじゅう)」を完成させました。
以来、原料や製法に研究・改良を加え、今では宮島はおろか広島に欠かせない銘菓として賞賛されるまでになりました。
昭和後期、漫才コンビB&Bの島田洋七さんのギャグ「もみじまんじゅう!」で一気に全国的に有名になりました。
宮島では、以下地図にあるとおりもみじ饅頭を販売しております。
なお、宮島でもみじ饅頭以外に古くから愛されているお菓子として、太閤の力餅があります。